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赤土の皿(サークル)

先月末の話ですが…
写真撮影の後、各自が作品づくりに取り組みました。

私は、久しぶりに大きめの皿をひいてみました。
いつも思うのですが、見込みの外側の立ち上がりにかけての部分が難しいですね。
外側の部分の重さの関係からでしょうか、最後にコテで綺麗にしているときに、この部分が変形するような気がするのです。
赤土の皿(サークル)_e0363127_07115698.jpg

赤土の皿(サークル)_e0363127_07121977.jpg
もう少し、ぶ厚くすると良いのかも知れません。
やはり、時々やってみる必要がありそうです。



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# by 8315masaki | 2023-03-19 11:08 | 陶芸 | Comments(0)

「教室」の続きです。
“自由制作”で作製した品を発表いたします。

〈白の急須〉
白土 轆轤成形 タルク白マット釉浸し掛け
酸化焼成
タルク白マットを使って(教室にて)_e0363127_10574376.jpg

タルク白マットを使って(教室にて)_e0363127_10575754.jpg

タルク白マットを使って(教室にて)_e0363127_11232856.jpg

どうにか、形になりましたが、色々と満足できない部分があります。
まず、大きさですが、やや小ぶりになってしまいました。
重さの方は、まあまあですが、この重さでもう一回り大きくなるとなおよいと思います。 
「持ち手と注ぎ口との角度」「注ぎ口の高さ」「蓋と本体の合わせ目」「所々の歪み」
改良点は、挙げるとキリがありません。
ただ、タルク白マット釉は、綺麗に出ていると思います。

〈白の蓋物〉
白土 轆轤成形 本体内側:タルク白マット釉浸し掛け 蓋と本体外側:同釉薬コンプレッサー掛け
酸化焼成
タルク白マットを使って(教室にて)_e0363127_10583460.jpg

タルク白マットを使って(教室にて)_e0363127_10585173.jpg
 
タルク白マットを使って(教室にて)_e0363127_11234490.jpg

綺麗に掛かると思ってコンプレッサー掛けしたのですが、薄い掛かり具合でした。
途中で目詰まりしていたのでは?と思います。
きちんと網で濾さなかったのがいけなかったようです。
全ての結果には、その一つ一つに必ず原因があるということですね。

まあ、全体として低調なデキでしたが、しかし、学びの多い回でした。
忘れないようにして、がんばります。
また、粘土が残ることは気にせず、品数は程々にして、一つ一つを丁寧にということも考えたいと思います。



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# by 8315masaki | 2023-03-16 18:39 | 陶芸 | Comments(0)

続きです。

〈D練込のカップ白〉
白土250g赤土30g 表面練込
蕎麦釉霧吹き 酸化焼成
直径:7.2cm 高さ:8.5cm 重さ:143g
釉薬掛け方について(教室にて)_e0363127_11480931.jpg

〈E練込のカップ赤〉
白土30g赤土250g 表面練込
外に 釉霧吹き後、中に 釉スポンジ掛け
酸化焼成
直径:7.2cm 高さ:8.8cm 重さ:145g
釉薬掛け方について(教室にて)_e0363127_11475466.jpg

霧吹きは総じて、もつとたくさん掛ける必要がありました。

そうでなければ、浸し掛けでしょうか。
これは、酸化青磁、織部などのガラス質が多い釉薬は勿論、トルコ青マット、青銅マットなどのマット系の釉薬でも薄っすらと出ていました。
タルク白マットも、他の方が練込に使っていました。
赤土の部分と白土の部分とでは、様子が少し違っていて、これもまた、おもしろいと思いました。
ですから、練り込みをよく見せようと思わなくても十分に見えることが分かりました。

最後に先生が、見せてくださったのが拭き取りをしたものでした。
釉薬は鉄赤です。
外側に筆掛けした後、スポンジで拭き取り、本焼成した器です。
これも、とてもいい感じの作品でした。

“釉薬の選択”と“掛け方”
今回の失敗を糧に、機会がありましたらまた挑戦します。

 

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# by 8315masaki | 2023-03-15 09:30 | 陶芸 | Comments(0)

ひいたときは、粘土を次のように小分けしました。
(単位:g)
白土1000=300+200+200+250+ 50
赤土1000=300+200+200+ 50+250
合計2000=600+400+400+300+300
      A   B   C   D   E
※A:蓋物 B:リム皿 C:片口 D:カップ白 E:カップ赤


〈A練込の蓋物〉
白土300g赤土300g練込
中:織部浸し掛け 外:織部霧吹き
酸化焼成
直径:8.7cm 高さ:12.2cm 重さ:230g
練り込み作品の失敗(教室にて)_e0363127_21260899.jpg

白土300g赤土300gをそれぞれ2つに分け、写真のようにして置きました。
練り込み作品の失敗(教室にて)_e0363127_20484660.jpg
これを玉にして…
練り込み作品の失敗(教室にて)_e0363127_23143440.jpg

土殺し2回半のみで、蓋と本体をひきました。
練り込み作品の失敗(教室にて)_e0363127_23163188.jpg

高台を削り
練り込み作品の失敗(教室にて)_e0363127_21571969.jpg

素焼きして、釉薬を霧吹きで掛けました。
練り込み作品の失敗(教室にて)_e0363127_10234292.jpg

本焼成終了(完成)
練り込み作品の失敗(教室にて)_e0363127_21260899.jpg

?! 素焼きと違うの?
そんな声が聞こえそうです。

そうです。
釉薬掛けは、失敗です。
霧吹きの釉薬が少なすぎたのです。

他の練込作品も、ほとんどが同様に薄い色になってしまいました。

〈B練込のリム皿〉
赤土200g白土200g 練込 織部霧吹き 酸化焼成
直径:14.2cm 高さ:2.7cm 重さ:134g
練り込み作品の失敗(教室にて)_e0363127_22030755.jpg

白土200g赤土200gをそれぞれ3つに分け、蓋物と同様に置いて玉にして5回半の土殺しでひきました。

素焼き後、織部の霧吹き
練り込み作品の失敗(教室にて)_e0363127_23190288.jpg

本焼成終了(完成)
練り込み作品の失敗(教室にて)_e0363127_22030755.jpg

〈C練込の片口〉
これは、意外にも成功!

白土200g赤土200g練込
タルク白マットスポンジ掛け 上から石灰透明浸し掛けの二重掛け 酸化焼成
縦:9.2cm 横:11.1cm 高さ:6.0cm
重さ:171g
練り込み作品の失敗(教室にて)_e0363127_18154253.jpg

白土200g赤土200gをそれぞれ3つに分け…(リム皿と同じ)
練り込み作品の失敗(教室にて)_e0363127_21575211.jpg

素焼き後、タルク白マットをところどころにスポンジでポンポンとしました。
さらに、上から石灰透明釉の浸し掛け。
(二重掛け)
練り込み作品の失敗(教室にて)_e0363127_23183569.jpg

本焼き(酸化焼成)
練り込み作品の失敗(教室にて)_e0363127_18154253.jpg

素焼きの時点では、上半分の模様が見えていない状態でしたが、本焼き後は表れてぃます。
釉薬の段階では、失敗作と思い、気落ちしていたのですが、焼いてみると意外にも面白いものになったように思います。




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# by 8315masaki | 2023-03-13 09:01 | 陶芸 | Comments(0)

あと、5個は、全て練り込みです。

縞々が覗くように、4つは、霧吹きを使います。

〈白土カップ〉
はじめ蕎麦釉、上からチタンマット釉の霧吹き二重掛け。
釉薬をかける3(教室にて)_e0363127_23175607.jpg

釉薬をかける3(教室にて)_e0363127_23181317.jpg

〈赤土カップ〉
紅志野釉の霧吹き
その後、内側にチタンマット釉をスポンジでポンポンしました。
釉薬をかける3(教室にて)_e0363127_23185083.jpg

〈練り込みの蓋物〉
内側、織部釉の浸し掛け
外側、織部釉の霧吹き
釉薬をかける3(教室にて)_e0363127_10234292.jpg

〈練り込みの皿〉
裏も表も、織部釉の霧吹き
釉薬をかける3(教室にて)_e0363127_23190288.jpg

〈練り込みの片口〉
最後は片口です。
残り時間も無くなり、気がせいています。
しかも、疲れからか思考力低下。

目の前に、器に入った“タルク白マット釉”が。
ポットなどで修正用に使った残りです。

これをスポンジで、何ヶ所かポンポンしながら、ハタと気が付きました。
このまま白くすると、練り込みの意味が無くなってしまいます。
釉薬をかける3(教室にて)_e0363127_23183569.jpg
そこで、適当なところでやめて、全体を石灰透明釉の浸し掛けとしました。
石灰透明釉は、先につけた釉薬の隙間から、下の練込みが見えると思ったからです。

しかし、考えて見れば、この釉薬では、練込み部分の色味が、あまり面白みの無いものになりそうです。
加えて、タルク白マット釉に対して二重掛けとなります。
これも不安要素です。

この段階で洗えばやり直せますが、そんな時間はありません。
このまま結果を待つことにします。



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# by 8315masaki | 2023-03-07 18:01 | 陶芸 | Comments(0)