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YouTubeで学ぶ

YouTubeの動画で、高さのある作品作りを見ている時、これまで見たり、教わったりしたのとは、かなり違うやり方を発見しました。

「土殺し」ですが、上の方にほとんどあげず、逆に上から押さえてばかりです。
「これでいいの?」と、我が目を疑いたくなるほどです。
まあ、それはそれでうまくできているのですから良いのでしょう。

この方は、中国の方では?と思いますが、英語とおぼしき言葉で話していました。
私が見た範囲では、他の誰のよりもブレずに、しかも一番高くひいていました。
言葉はサッパリですが、この方のその後の高くひきあげていく一連の動き、これを何度も見ている内に、色々な意味が見えてきました。

筒の全体を両手で挟んであげていったり、中に入れた手を「J」の字に外側の手を「パー」の形にしてひいたり、上の方を少し残してひくのを止めたりと、いろいろなやり方をしていました。
もちろん、外側は親指を下に向けてひくという、お馴染みのやり方もやっていましたが、最後の方で、2~3回やっただけでした。
うまくいくのかも知れないと思い、目下、この方のやり方に挑戦しているところです。
確かに、以前よりずっと安定した厚さでひけています。

ビデオをキャプチャして、比較してみました。
右が私の練習時のものです。(今回の”衣器”のではありません。)
YouTubeで学ぶ_e0363127_17045967.jpg
はじめの粘土の量が全く同じではないし、私のは磁土でも半磁土でもなく、ひきやすい白土です。
また、ターンテーブルも私のはそのまま、達人のはカメ板をつけています。
2つのターンテーブルの規格はほぼ同じと考えて、カメ板の分を考慮した拡大縮小をしていますが、全くあてになりません。
従って、きちんとした比較にはならないでしょうし、同じ粘土と同じ重さで行ったときは、もっとこの差が開くと思いますので、念のため。

それにしても、まだまだですね。

まっ、今のところ大きな課題は、ひきはじめの位置に着く前のスタート部分、「土殺し」だということは忘れないようにしたいと思います。
これをクリアすると、つまり、芯だしがもっとうまくなると、ひょっとしてもう少し高くなるのでは?


↓ここをぽちっとしてください。

Commented by coba-mori at 2019-05-09 21:48
あの動画はすごいですよ、ほんとに。
まったくブレていませんし、あの高さを挽きあげるのはなかなかできませんよね
by 8315masaki | 2019-05-08 17:38 | Comments(1)